広島県神楽競演大会

第50回広島県神楽競演大会

2024年10月20日(日) 場所:広島サンプラザホール

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第50回広島県神楽競演大会 ごあいさつと祝辞

第50回広島県神楽競演大会
会長 栗栖 貞文

ごあいさつ

 第50回広島県神楽競演大会の開催にあたり一言ご挨拶申し上げます。
 本大会は昭和46年10月7日に、長い歴史と風土の中で育まれ多くの人々に親しまれてきた郷土芸能「神楽」の普及、育成、伝承を目的に第1回大会が始まり半世紀以上になりました。大会の運営は、広島山県郡友会を母体とする多くの実行委員が一年がかりで準備して毎年この時期に本大会を開催し、令和元年の第49回大会まで継続開催してきましたが、令和2年よりコロナウイルス感染症防止のため第50回大会を本年まで延期してまいりました。 本日5年振りに第50回大会が本日開催できますことを何よりの喜びとし心より感謝申し上げます。
本来の神楽は、五穀豊穣を神々に報告し感謝を表わす儀式である奉納神楽が主体でしたが、近年では県内各地で一年中神楽大会が開催されています。フラワーフェスティバルをはじめ多くのイベントに神楽は欠かせないものとなり、「神楽」はまさに広島県を代表する伝統民俗芸能となりました。
本大会は、郷土芸能である「神楽」の普及、育成、伝承という目的のもとに広島県神楽競演大会を開催して参りましたが、広島県知事より「広島県地域文化功労者表彰」受賞の栄を賜るなど、広島県の神楽の発展に大きく寄与してまいりました。これも偏に「広島県神楽競演大会」を継続開催してこられた先輩諸氏と、多くの神楽ファンの皆様、ご出演いただきました神楽団の皆様、そして、大会にご協賛いただきました企業各社と広島県、広島市、関係官庁、各報道機関のご支援の賜であると心より感謝いたしております。
 お陰様で広島県神楽競演大会が目指してきた神楽の普及、育成、伝承という、一つの目的はある程度まで達成できたことを大会関係者一同心より喜んでおります。このことを基に、今後も更にレベルの高い広島神楽を全国にまた世界に発信できればと思っています。
 最後になりましたが、本大会の開催にあたり広島県、広島市、関係官庁、各報道機関のご後援と安芸太田町、北広島町の特別なご支援、そしてご協賛をいただきました企業各社、また大会運営にご尽力いただいた役員、実行委員各位に深く感謝とお礼を申し上げるとともに、本日は最後まで広島の「神楽」をご鑑賞いただきますようお願い申し上げご挨拶といたします。