第46回広島県神楽競演大会
会長 栗栖 貞文
ごあいさつ
第46回広島県神楽競演大会の開催にあたり一言ご挨拶申し上げます。
本大会が広島県をはじめ関係官庁、団体、各報道機関のご後援と企業各社のご協賛、そして多くの神楽愛好者の皆様方に支えられて、今年で46回目の大会を開催できますことを心より感謝申し上げます。
本大会は昭和46年10月7日に、長い歴史と風土の中で育まれ多くの人々に親しまれてきた郷土芸能「神楽」の普及、育成、伝承を目的に第1回大会が始まり半世紀近くになりました。大会の運営は、広島山県郡友会を母体とする多くの実行委員が一年がかりで準備して毎年この時期に本大会を開催しております。
本来の神楽は、五穀豊穣を神々に報告し感謝を表わす儀式である奉納神楽が主体でしたが、近年では県内各地で一年中神楽大会が開催されています。
フラワーフェスティバルをはじめ多くのイベントに神楽は欠かせないものとなり、「神楽」はまさに広島県を代表する伝統民俗芸能となりました。本大会は、郷土芸能である「神楽」の普及、育成、伝承という目的のもとに広島県神楽競演大会を開催して参りましたが、広島県知事より「広島県地域文化功労者表彰」受賞の栄を賜るなど、広島県の神楽の発展に大きく寄与してまいりました。これも偏に「広島県神楽競演大会」を継続開催してこられた先輩諸氏と、多くの神楽ファンの皆様、ご出演いただきます神楽団の皆様、そして、大会にご協賛いただきました企業各社と広島県、広島市、関係官庁、各報道機関のご支援の賜であると心より感謝いたしております。
お陰様で広島県神楽競演大会が目指してきた神楽の普及、育成、伝承という、一つの目的はある程度まで達成できたことを大会関係者一同心より喜んでおります。
今後も更にレベルの高い神楽大会として全国にまた世界に発信できる大会となるよう鋭意努力し、多くの神楽ファンのご期待にお応えする所存でございます。
最後になりましたが、本大会の開催にあたり広島県、広島市、関係官庁、各報道機関のご後援と安芸太田町、北広島町の特別なご支援、そして広告等格別なご協賛をいただきました企業各社、また大会運営にご尽力いただいた役員、実行委員各位に深く感謝とお礼を申し上げご挨拶といたします。