広島商工会議所
会頭 深山 英樹
祝辞
「広島県神楽競演大会」が今年も盛大に開催されますことを、心からお祝い申しあげます。
今年で49回目を迎える本大会は、多くの神楽ファンに親しまれる秋の恒例行事として、本県の神楽の振興と地域活性化に大きな役割を果たしているものと存じます。
長年にわたり、大会運営に尽力してこられました関係者の皆様の熱意とご努力に、心から敬意を表する次第でございます。
広島県は全国でも有数の神楽どころとして知られており、200を超える神楽団がそれぞれの地域で育まれた伝統の舞を受け継いでおります。とりわけ、近年の神楽は、豪華絢爛な衣装をまとったダイナミックな舞と趣向を凝らした舞台演出で多くの神楽ファンを惹きつけております。
こうした中、本所では、神楽を大きなポテンシャルを有する観光資源として捉え、毎年、国内外の観光客の方々にその素晴らしさを実感いただくため、広島の中心市街地において「夜神楽」を上演しております。今年は11月15日から22日まで7回の開催でございます。今後も、官民が一体となり、広島の神楽の魅力を積極的に発信して参りたいと存じております。
本日、ご出演の皆様におかれましては、日頃の研鑽の成果を十分に発揮され、素晴らしい舞台を披露していただきますよう期待しております。
終わりに、広島県神楽競演大会のご盛会と今後ますますのご発展を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。